楽曲のコメント
「ああ~それは加算税」は、国税通則法65~68条の歌である。「過少申告加算税」「無申告加算税」「不納付加算税」そして「重加算税」である。加算税は、「申告納税制度」を維持するための納税者に対するペナルティーである。加算税を歌に出来るのは、自分しかいないとの決意で、悪戦苦闘し、作詞したからか、聴いてみると、なかなか面白い歌で、バックのコーラスもウットリする。是非、聴いて頂きたい一曲である。なお、筆者が執筆した加算税の関連した著書として「(第7版)事例から見る重加算税の研究」(清文社・2022年)がある(下記の写真参照)。

歌詞
- クリスマスのジングルベル
街が踊り雪が舞う夜に
中小企業の経理マン
老眼鏡でサービス残業
虚ろな眼差しただ一人
暖房切れた寒い部屋
震える指でミステーク
ああ~それは過少申告加算税 - 俺は競馬が大好きで
土曜、日曜、祭日は
人混み合う競馬場
望遠鏡で一発狙う
ある日神から贈り物
誰も知らない大当たり
一人微笑みポケットに
ああ~それは無申告加算税 - 源泉徴収義務だけど
人手が足りずに余裕なし
毎日、毎月、繰り返し
お国の為に黙々と
ある日天引き間違えて
納める税金足りないよ
すみませんけど、ペナルティ
ああ~それは不納付加算税 - 隠蔽、仮装というけれど
あなたは分かるその意味を
二重帳簿に売上除外
在庫隠しは事実の隠蔽
架空名義の領収書、虚偽答弁
それは事実の仮装です
隠蔽仮装 過少の申告
ああ~それは重加算税