楽曲紹介

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年金ブルース

歌詞

  1. ながい人生の旅路に 秋の風立つ
    帰らぬ風景水の流れに
    人生なんて霞(カスミ)のよう
    企業年金関係ない
    俺は零細自営業
    あ~15日が待ち遠しい
    いとしい国民 年金ブルース
  2. 還暦とっくに過ぎたのに まだ仕事
    腰の痛みにリハビリ受けて
    人生100年と言うけれど
    厚生年金早く欲しい
    俺はしがないサラリーマン
    あ~年金夢見て
    満員電車の 年金ブルース
  3. ようやく退職したけど 再雇用
    昔の部下に叱られながら
    こぼれて転げて泣かされる
    お国のためにとがんばった
    俺はノンキャリ公務員
    あ~共済年金は
    空の彼方の 年金ブルース
  4. 加速する高齢社会 団塊世代
    ジェネレーションのコンフリクト
    払い込んだ還らぬ年金
    引退世代は給付金
    俺は年金払い続け
    あ~見果てぬ夢年金支給
    消え去る運命 年金ブルース

楽曲のコメント

  「年金ブルース」である。日本の年金制度(賦課方式)は、イギリスのリンダ・グラットン(心理学者)とアンドリュー・スコット(経済学者)が執筆した「LIFE SHIFT」にも書かれているように、将来、必ず破綻する。年金受給者が増加し、それを負担する若年層が減少することを考えれば、当然の帰結であると誰でも思う。この歌は、ブルースであるから、メロディーは沈んでいる。この歌を聴きながら、自分の100年の人生設計をじっくりと考えて頂きたいと願うのである。

 「人生100年時代と賦課方式」(第10話)の記事

 「新NISAと公的年金制度」(第89話)の記事

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