歌詞
- 燃える情熱はいつまでも
青春は心のあり方
歳を重ねても夢を失うな
ズルいことなどするもんじゃない
税金は負担するもの
そして幸せを運ぶもの
白雪が大地を覆っても
ゆるぎない想いは 春を迎える - 還暦過ぎて白髪になっても
捨てるな飽くなき野望を
子供のような素直な心
生きる感謝を社会に活かす
税金は納めるもの
そして安心を与えるもの
黒い嵐がやってきても
勇気と挑戦 夏を愉しむ - 黄昏の人生感じるとき
邪悪な心を捨て去り
胸中(むね)に大きな夢を持ち
博愛(あい)の心を全てに満たし
税金は心の十字架
そして公平を叶えるもの
秋風が強く吹いても
歳月のみで 人は老いない - 青春の詩(うた)は永遠(とわ)に続く
いつまでも生きる喜びに感謝する
税金はあなたの羅針盤
そして未来へ導くもの
凍てつく海に乗り出しても
人生の希望を 離さない
楽曲のコメント
『税金~そして人生』は、税金と人生を絡めた歌で、人生のうたのなかで、各コーラスに、上記、それぞれ二行だけ(ゴチック部分)の税金に関する歌詞を挿入している。他は、全て人生について、謳ったものである。
この歌詞は、サミュエル・ウルマンの「青春の詩」(訳:作山宗久)を参考としている。
青春とは人生のある期間ではなく心の持ち方を云う。
薔薇の面差し、紅の唇、しなやかな手足ではなく、
たくましい意志、ゆたかな想像力、燃える情熱をさす。
青春とは人生の深い泉の清新さをいう。
青春とは臆病さを退ける勇気、
安きにつく気持を振り捨てる冒険心を意味する。
ときには20歳の青年よりも60歳の人に青春がある。
年を重ねただけで人は老いない理想を失うとき初めて老いる。
歳月は皮膚にしわを増すが、熱情は失えば心はしぼむ。
苦悩・恐怖・失望により気力は地に這い精神は芥にある。
60歳であろうと16歳であろうと人の胸には、驚異に惹かれる心、
おさなごのような未知への探求心、人生への興味の歓喜がある。
君にも吾にも見えざる駅逓が心にある。
人から神から美・希望・喜び・勇気・力の霊感をうける限り君は若い。
霊感が絶え、精神が皮肉の雪に覆われ悲嘆の氷に閉ざされるとき、
20歳であろうと人は老いる。頭を高く上げ希望の波をとらえる限り、
80歳であろうと人は青春にして已む。